耳や口で覚えてる言葉の意味を後で知るとグッとくる

いい季節だ。部屋の中で仕事してるのがもったいない。
   

↑ 15年ほど前によく聞いていたミックステープ(懐かしい)があって、その1:43から始まる台詞がある。それこそテープが伸びるまで繰り返し聞いていたので、耳ではよく覚えているのだけど、よく聞き取れないし、意味を調べることもしてなかったのだけど、この台詞の元ネタが、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の冒頭のシーンということをだいぶ後になって知った。



Don't think, feel! It is like a finger pointing a way to the moon. Don't concentrate on the finger or you will miss all that heavenly glory. Do you understand?
考えるな、感じろ。それは月を指す指のようなものだ。指先にとらわれていてはその先にある栄光を見逃すぞ。分かるか?

さらにその後、この言葉の元ネタが、龍樹の大智度論に出てくる「指月の喩」だということを知った。言葉や経典が「指」、真実が「月」に例えられていて、そこにとらわれていては本質は見えない、というとても身につまされる比喩だ。

龍樹は2世紀のインドのお坊さんで、浄土真宗でも七高僧の一人目に挙げられているので、名前自体は子供の頃から何度も聞いていてよく覚えているのだけど、これまた、それが誰なのか、というか、それが人の名前なのかどうかもほとんど何も知らないまま、だいぶ後になって意味を知った、というものだ。

こういう、意味を知らないまま、耳や口で覚えている言葉の意味を後になって知ったり、意味がつながったりすると、最初から意味で覚えるのとは違う独特の感動がある。し、そういう感動を経て知った意味は、辞書で知る意味よりも深く刻まれる感じがする。体で覚えることで、意味が入る容れ物が頭の中にできるような感じだ。

っていうか、やっぱり、こんな気持ちのいい日に部屋の中でPCに向かっていてはダメな気がして仕方ない。


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