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Showing posts from May, 2011

Advertise + Donate = Adonate

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シロシベ募金を始めて20日。たくさんツイートしていただいて、毎日楽しませていただいてます。



で、どうすれば続けられるかについて考えてました。いろいろ見てみようということで、まず「ユニリーバ東日本大震災募金」。シロシベ募金と同じ仕組みです。というかシロシベ募金はこれを真似ています。ありがとうございます。で、これは、ドネーター(Donator 寄付する人)である企業が、Twitterを通して広報してもらって、そのお礼をツイートした人に払う代わりにドネーティ(Donatee 寄付される人)である被災地に贈るという仕組みです。ツイートしてる人は、寄付金を負担することなく寄付に参加できます。良い仕組みです。

でも、これだとユニリーバがこの企画やめたら終わってしまいます。シロシベ募金も一緒です。で、「Trust in Japan」。これはドネーターが自分で決めた設定金額まで寄付して、その金額になったら次のドネーターにバトンタッチして寄付が続く仕組みです。すごくいい方法です。

で、お金ではありませんが、今回の震災の復興支援で印象的だったのが、amazonのウィッシュリストを使った物品の寄付です。「Amazon.co.jp: たすけあおうNippon 東日本大震災 ほしい物リスト」ドネーティが欲しい物をamazonの欲しい物リストに入れると、ドネーターがそのリストの品物をドネーティに代わって購入する仕組みです。ニーズと支援のミスマッチが減って、しかも分配の手間が省けて素晴らしい仕組みだと思います。

さて、この間シロシベ募金をやりながらいろいろ考えて分かったことがいくつかあります。

ドネーティは震災があってもなくてもたくさんいる。ドネーターもたくさんいる。ドネーティでもドネーターでもないけど、アドヴォケート(Advocate 賛同する人)はもっとたくさんいる。寄付という行為には心理的な抵抗があって、きっかけやメリット(それも綺麗事ではない)があるほうがやりやすい。他人の金儲けの宣伝をしようと思う人は少ないけど、寄付や慈善活動を宣伝しようと思う人はたくさんいる。お金も物も、一箇所に集めて分配すると膨大な時間と手間がかかる上に不公平感が生まれる。インターネットのおかげで、ドネーターとドネーティが直接つながることが超簡単になった。
というわけで、上記の寄付サイトのいいとこどりしたような、ドネーターと…

シロシベ募金を始めて2週間、1000ツイートしていただいた感想

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シロシベのツイート募金いろいろ迷いながら始めてみたのですが、始めてみて良かったと本当に思います。嬉しかったことのメモ。

まずは、岩手、宮城、福島、被災地からツイートして下さる方がたくさんいたこと。一方的な与える・与えられるの関係にならずに、シロシベにも被災地にもメリットがあるっていうのが、双方にとって居心地がいい感じがします。

↓1000ツイート目とかすごく楽しかったです。これだけだと意味が分からないですけど、要するに滋賀の男が石巻の男に鼻糞を噴かせ、それを見ていた網走の男も鼻糞を噴いた、というRTです。
www RT @tamakisono: 大変!RT @GrownUpWrong: 鼻糞噴いたwww QT @tamakisono: このザラついたシロシベがたまらん♪…→RT @GrownUpWrong: このザラついたサウンドがたまらん♪ http://t.co/eelIqLgless than a minute ago via web Favorite Retweet Replyhigashiy
higashiy71

そして嬉しかったのが、便乗して寄付すると宣言される方が出てきたこと。しかも口火を切ってくださったのが面識のないちゃりさんだったのも嬉しかったです。
小額の寄付はしてきたけど、なかなか踏ん切りがつかなかった...「シロシベのツイート募金に便乗」(ちゃりが1ツイートにつき10円寄付します。)薄給なので1/10ね。と夜中にひっそり宣言ツイート #bokinhttp://t.co/isNdjXl via @tamakisonoless than a minute ago via Tweet Button Favorite Retweet Replyちゃり
charipon
私は任意団体(UKN) http://t.co/8O3RFq2 へ活動援助資金として5円寄付します。「シロシベのツイート募金」(㈱シロシベが1ツイートにつき100円寄付します。) #bokinhttp://t.co/9nVn6Rg via @tamakisonoless than a minute ago via Tweet Button Favorite Retweet Replyminoru inamasu
hashiru74
@tamakisono 1000ツイートおめでとうございます!便…

不規則でマルチカラーでたくさん四角

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最近ダウンロードしたアルバム。上がTei TowaSunny で、下がBeastie BoysHot Sauce Committee Part Two。アートワークは、それぞれ、Barry McGeeMike Mills です。なんだか、そっくり。他の作品は全然似てないですけどね。

N=2で言い切りますけど、今年のトレンドは、不規則でマルチカラーでたくさん四角、ですね。どこで使おうかしら。

あと、ビースティ・ボーイズのサイトからアルバムが買えるようになってて、「Amazon Download」と「Amazon Physical」があるんですけど、プラスチックのCD盤を買うことを、「フィジカル」って言うんですね。この言葉も使っていきたいところです。

寄付について思うこと

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この東日本大震災を機に、社会をこうしたい、ああしたい、という色んな人の色んな思いに触れます。僕もいろいろあるわけですが、とりあえず、寄付について思うこととやりたいことを書きます。

チャリティー(charity)とは、慈愛・博愛・同胞愛または慈善の精神に基づいて行われる公益的な活動・行為もしくはそれを行う組織のこと。-✂- 文明が成長し、富の集中化が発生し社会内部に格差が生じるようになった。格差を緩和するため、一方では宗教が生まれ、一方では富の再分配が行われた。多くの文明では、両者は密接な関係を構築していき、富の再分配が宗教的な意味合いを与えられるようになった。-✂- 20世紀に入ると公的な社会福祉が高度に整備されたため、民間のチャリティーは相対的に傍系へと置かれるようになった。しかし、民間チャリティーは公的社会福祉ではカバーできない分野を担っており、特にイギリスやアメリカでは社会の中で大きな役割を果たし続けている。
チャリティー - Wikipedia

社会の住み心地を良くする上で、富の再分配の方法は非常に重要だと思います。ってまあ当たり前ですが。で、今は公的機関におまかせになっていて、選挙でその分配の仕方に参画できる感じになっているのですが、もっと民間の企業や個人が直接采配をふるって再分配できるほうが楽しいと思うんです。税金ってお金の流れが見えないんですね。納税してることにさえ気づかず納税してるとか、税金由来のお金だということを忘れて使ってるとか、そういうことがよくあって、こういうのはもったいないと思うんです。

梅田望夫の「ウェブ進化論」ですが、

インターネットの真の意味は、不特定多数無限大の人々とのつながりを持つためのコストがほぼゼロになったということである。子供の頃に「1億人の人から1円ずつもらえたら1億円になるな」なんて夢を思い描いたことのある人は多いのではないだろうか。「1円くれませんか」と人々を訪ね歩けば、かなりの確率で1円なら貰えるとしても、1円貰うための労力・コストが大きいから、リアル世界では非現実な夢想に過ぎなかった。でも誰かから1円貰うコストが1円よりもずっと小さいとすれば、「不特定多数無限大の人々から1円貰って1億円稼ぐ」ネットビジネスは現実味を帯びてくる。

っていう記述があって、これはビジネスだけじゃなくて寄付や公益的な活動でもあてはまることだと思うん…

反原発の語り口について

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一昨日から風邪をひいたのか熱を出し、寝ながら「現代思想2011年5月号 特集=東日本大震災 危機を生きる思想」を読みました。

3月11日以降、原子力発電に関する膨大な情報に触れ、その中で日本で原子力を利用をすることのメリットが何一つ見つからず、逆に、事故、健康被害、環境汚染、癒着、核廃棄物、コスト、持続不可能性といった問題ばかりが目につき、一刻も早く原発依存を止めて再生可能な自然エネルギーに移行すべきだと考えるようになりました。

でも、声高に反原発!と叫ぶ気持ちになかなかなれずにもいて、その理由は、今まで無自覚に電気を浪費しつつ原子力発電の危険を訴えていた人たちの声に耳を貸さなかった自責感もありつつ、それだけではなく、推進してきた人たちの言い分がまるで分からなかったことがあります。日本に原子力を導入し推進してきた人たちもきっと「良かれと思って」推進していた部分もあるに違いないのに、取り憑かれたように「安全です」「ただちに影響はありません」「必要です」と繰り返すだけで真意がつかめずにいました。

様々な情報にふれて朧気ながらみえてきたことは、導入当時は、というか広島・長崎の原爆投下10年も立たない1950年代から、原子力がわりと無邪気に「未来のエネルギー」として受け入れられていたらしいこと。ここで思い出すのが、横尾忠則氏のツイートで、
南三陸に住み、海ばかりを描いている女性の画家が、津波で多くの人の命を奪った海を今後、描くべきかどうかで迷っていた。そんな時、町長や知人が「津波の翌日の朝のきれいなあの時の海を描いて下さい」と言われた。この言葉には自然を敵対視しない日本人の自然観と芸術を信じる言霊が宿っている。
Twitter / @横尾忠則 多くの命を奪った海を翌朝に美しいと思える感性はとても素敵だと思います。で、この感性が戦後アメリカに対しても発揮され、被爆国になってしまったやるせなさのはけ口としての原子力平和利用という考えがあり、そしてさらに原子力発電の運用能力は核兵器の運用能力に直接つながるものであって防衛のためにも必要という考えもあり、敗戦からの復興のために必要であり、日本が一等国になるために必要といった考えが根底にあるらしいことを知りました。

日本に核武装が必要だという考え方は僕にはちょっと理解しがたいものだけど、この間に第五福竜丸の事件を初めて知り、それもちょっと納得しま…