96時間断食
久しぶりに断食がしたくなって前回の断食のブログを見てみると、ちょうどゴールデンウィークの終わりにスタートしてて、今回と全く同じ時季だった。この季節には断食したくなるのだろうか。ともかく、今回は24時間延長して、96時間の断食をやってみることにした。
5月5日はご近所の子どもたちとバス旅行で、朝から夜まで飲み続けて食べ続けてしまったのだけど、その暴飲暴食が終わった5日の19時スタートで、9日の19時までの96時間。
というわけで、5月6日。前日早寝したこともあり4時起床で、お寺の朝のお勤めも、ためてしまってたシロシベ仕事も、全くストレスなく、というか、いつもより調子よくサクサクできた。前回の断食では初日が一番つらかったように思うけど、今回は「これを越すと気持ちよくなる」ということを知っているので、不安がないのがいい感じ。
5月7日は、もうすでにお腹が空っぽな感じで、「焼けカス」みたいな便しか出ないようになって、鏡で自分の姿を見るだけで体重減少が実感できるようになってくる。午後は山道を約7キロ走ったり歩いたり。空腹で山道を歩いていると、大昔の狩猟採集生活をしてた人たちの気持ちを想像してしまうのだけど、山の中に食べられそうものなんて何もなく(実際はそんなことはないんだろうけど)、どうやって生き残るのかまるで想像ができなくて驚く。
5月8日、午後から「お腹がすいて力が出ないよぉ...」という状態。とはいえ、力を出す必要のある場面も全くないので、屋根の上で日光浴しながら読書したりして過ごす。72時間経過時点で3.2kg体重が減ってる。あと24時間。ここから未体験ゾーンだ。夜にお寺の役員会があったのだけど、降誕会法要の打ち合わせで仕出し料理屋さんの名前が出てきただけでお腹が「グゥ」と鳴る。普段はやや食傷気味なお弁当がこんなに恋しくなるとは。
5月9日、雨だ。お腹がすいて寝れない、なんてことは全くなくて熟睡。朝もすっきり目覚める。だけど明らかにエネルギー不足で朝のお参りとか出かけるがやや億劫、頭を使う作業も「後でいっか...。」となってしまう。とはいえ、楽勝。食べなくても全然大丈夫なんじゃん、なんで今まであんなに食べてたんだろう...という気がしてくる。
で、断食明けに何が食べたいか考えた結果、今回は「ご飯+豚汁」に決定。あと、漬物とか佃煮とか海苔とか梅干とかとか、ご飯がすすむものたち。想像するだけで喉から手が出る。というわけで朝からスーパー行って買い出しして仕込み。あと10時間切った。
そういえば、先日の健康診断で、レントゲン写真の結果に「右横隔膜側に結節様陰影あり。CT検査を受けてください。」と書かれてしまって、ちょっとドキドキしつつ、その診察が9日の午後に予定されてた。3日以上絶食した状態でCT検査受けるとおかしなことになってしまうのかな、胸部だし関係ないか。全然分かんないけど、まぁ、いいや。ということでCT検査を受けて、結果「異常なし」。ホッとしつつもやや拍子抜け。待ち時間に、肺癌だったらこれからどう生きるといいかなぁ、などと考えていたけど、結局分かんないなぁ。余名1年でも5年でも50年でも、それぞれよく分かんない。そんなこんなで病院から戻ってきて、残り90分。
で、ちょっとフライング気味でご飯炊き始めて、そして食べた。「どう?おいしい?」なんて聞かれても無視して食べ続けざるを得ないおいしさ。泣きそうなくらいおいしい。一気に体温が上がる感じがして、そして、前回同様、強烈な睡魔がやってくる。ちょっと寝ようと思って横になったら10時間以上熟睡してしまった。
体重は4日で3.8kg減った。ほぼ、1日1kg、1時間40gのペース。1kgの脂肪を燃やすだけで人が1日活動できると思うと、印象的にはとっても燃費がいいように思うけど、どうなのかなぁ。今時の車は1Lの油で50km走るのか。余った贅肉で走ってくれる車があったらいいのに、って思ったけど、それはいわゆる自転車だ。すでにあったわ。
で、前回の72時間、前々回の36時間、いずれも終了後に普通に食べるようになってすぐにリバウンドしたのだけど、今回は、また翌日からまた断食始めてもいいと思えるくらい、つらいよりも気持ちいい方がまさっているように感じる。今回はリバウンドしない程度に、いや、体重が64kgになるくらいまで節制を続けてみようと思う。
まぁ、なんというか、食べたくても食べれない状況にある人は古今東西たくさんいるわけなので、断食って贅沢で優雅な遊びだなぁと思ったり、これが贅沢ってのは倒錯してるような気もしたり...。
たいていの気持ちいいことって、高コストだったり、高リスクだったり、不健康だったり、法的・倫理的に問題があったり、実現が難しかったりするものだけど、低コストで低リスクで健康的で合法ですぐに始められる断食、気持ちいいのでおすすめです。
5月5日はご近所の子どもたちとバス旅行で、朝から夜まで飲み続けて食べ続けてしまったのだけど、その暴飲暴食が終わった5日の19時スタートで、9日の19時までの96時間。
というわけで、5月6日。前日早寝したこともあり4時起床で、お寺の朝のお勤めも、ためてしまってたシロシベ仕事も、全くストレスなく、というか、いつもより調子よくサクサクできた。前回の断食では初日が一番つらかったように思うけど、今回は「これを越すと気持ちよくなる」ということを知っているので、不安がないのがいい感じ。
5月7日は、もうすでにお腹が空っぽな感じで、「焼けカス」みたいな便しか出ないようになって、鏡で自分の姿を見るだけで体重減少が実感できるようになってくる。午後は山道を約7キロ走ったり歩いたり。空腹で山道を歩いていると、大昔の狩猟採集生活をしてた人たちの気持ちを想像してしまうのだけど、山の中に食べられそうものなんて何もなく(実際はそんなことはないんだろうけど)、どうやって生き残るのかまるで想像ができなくて驚く。
5月8日、午後から「お腹がすいて力が出ないよぉ...」という状態。とはいえ、力を出す必要のある場面も全くないので、屋根の上で日光浴しながら読書したりして過ごす。72時間経過時点で3.2kg体重が減ってる。あと24時間。ここから未体験ゾーンだ。夜にお寺の役員会があったのだけど、降誕会法要の打ち合わせで仕出し料理屋さんの名前が出てきただけでお腹が「グゥ」と鳴る。普段はやや食傷気味なお弁当がこんなに恋しくなるとは。
5月9日、雨だ。お腹がすいて寝れない、なんてことは全くなくて熟睡。朝もすっきり目覚める。だけど明らかにエネルギー不足で朝のお参りとか出かけるがやや億劫、頭を使う作業も「後でいっか...。」となってしまう。とはいえ、楽勝。食べなくても全然大丈夫なんじゃん、なんで今まであんなに食べてたんだろう...という気がしてくる。
で、断食明けに何が食べたいか考えた結果、今回は「ご飯+豚汁」に決定。あと、漬物とか佃煮とか海苔とか梅干とかとか、ご飯がすすむものたち。想像するだけで喉から手が出る。というわけで朝からスーパー行って買い出しして仕込み。あと10時間切った。
そういえば、先日の健康診断で、レントゲン写真の結果に「右横隔膜側に結節様陰影あり。CT検査を受けてください。」と書かれてしまって、ちょっとドキドキしつつ、その診察が9日の午後に予定されてた。3日以上絶食した状態でCT検査受けるとおかしなことになってしまうのかな、胸部だし関係ないか。全然分かんないけど、まぁ、いいや。ということでCT検査を受けて、結果「異常なし」。ホッとしつつもやや拍子抜け。待ち時間に、肺癌だったらこれからどう生きるといいかなぁ、などと考えていたけど、結局分かんないなぁ。余名1年でも5年でも50年でも、それぞれよく分かんない。そんなこんなで病院から戻ってきて、残り90分。
で、ちょっとフライング気味でご飯炊き始めて、そして食べた。「どう?おいしい?」なんて聞かれても無視して食べ続けざるを得ないおいしさ。泣きそうなくらいおいしい。一気に体温が上がる感じがして、そして、前回同様、強烈な睡魔がやってくる。ちょっと寝ようと思って横になったら10時間以上熟睡してしまった。
体重は4日で3.8kg減った。ほぼ、1日1kg、1時間40gのペース。1kgの脂肪を燃やすだけで人が1日活動できると思うと、印象的にはとっても燃費がいいように思うけど、どうなのかなぁ。今時の車は1Lの油で50km走るのか。余った贅肉で走ってくれる車があったらいいのに、って思ったけど、それはいわゆる自転車だ。すでにあったわ。
で、前回の72時間、前々回の36時間、いずれも終了後に普通に食べるようになってすぐにリバウンドしたのだけど、今回は、また翌日からまた断食始めてもいいと思えるくらい、つらいよりも気持ちいい方がまさっているように感じる。今回はリバウンドしない程度に、いや、体重が64kgになるくらいまで節制を続けてみようと思う。
まぁ、なんというか、食べたくても食べれない状況にある人は古今東西たくさんいるわけなので、断食って贅沢で優雅な遊びだなぁと思ったり、これが贅沢ってのは倒錯してるような気もしたり...。
たいていの気持ちいいことって、高コストだったり、高リスクだったり、不健康だったり、法的・倫理的に問題があったり、実現が難しかったりするものだけど、低コストで低リスクで健康的で合法ですぐに始められる断食、気持ちいいのでおすすめです。