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Showing posts from July, 2016

入浴の方法について

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完璧な入浴などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。 というわけで、生きるのって大変なので、楽に生きる方法を考えているのだけど、それはとても難しい課題なので、スモールステップで考えてみようということで、とりあえずお風呂の時間をより良いものにしてみたい。 「入浴とは、主に人が身体の清潔を保つことを目的として、湯や水・水蒸気などに身体を浸すことを指す。」が一般的な入浴だけど、ここでの入浴はちょっと違う。いやだいぶ違う。目的は体の清潔じゃなくて梵我一如の境地で、宇宙と一体になる技法としての入浴の話だ。って何を言っているのかよく分からないので、具体的な方法を見ていきます。 まず、浴槽にお湯をためる。ガツンとキメたい場合は温度は高め、そうでもない場合はぬるめ、要は何でもいいのだけど、お湯をためて体を浸したい。 次は、匂い。お香を焚くのがおすすめ。入浴剤とかバス・フレグランスとか専用のものがいろいろあってそれもいいのだけど、匂いってすぐに鼻が慣れてしまって、お湯全体から匂いが出ていると単調でつまらないので、お香を炊いて、匂いの濃淡から空気の揺らぎが感じられるのがいいように思う。あと、やっぱ、火の匂い、焦げる匂い、っていうのは、心の深いところを気持良くさせるように感じる。 で、照明。暗いのがいい。照明を全部落として、給湯器の操作パネルの液晶の光だけ、みたいな感じもいいけど、ここはやっぱりろうそくを持ち込みたい。もっと贅沢をいうと、石油パラフィンで作ったろうそくよりも、和紙+木蝋で作った和ろうそくのほうが、炎のゆらぎがきれい。もっともっと贅沢いうと、半露天で月明かりだけ、とか、焚き火・篝火の明かりもロマンチックで良さそうだけど、フィージビリティとの相談になってくる。というか、月明かりの下で風呂に入る、なんてことは大昔でもできてただろうに、なんで現代ではこんなに難しいんだ。 でまぁ、このあたりまではただの快適な入浴方法で、健康や美容に良さそうなゆるふわモテお風呂なのだけど、そんなことはどうでもよくて、というか、健康とか美容とかモテとかがどうでもよくなるような境地に至ることこそが目的なので、もうちょっと続きます。 次は音。音楽がいい。どんな曲がいいか。どうも重要なのはリズムであって旋律や歌詞ではないように思う。むしろ、歌詞が聞き取れ

インドの休日

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思うところあってインドに行こうと思って、インドに行くにはビザがいるということで、大阪にあるインド領事館ビザセンターに書類を作って持って行ったのだけど、書類に不備・不足があって出なおすことになった。この修正の内容についてもいろいろ思うところはあるのだけど、まぁ、それはいいとして、2回目に行ったのが7月6日。クソ暑いなか大阪までわざわざ行ったのにビザセンターのドアは閉まってて「インドの祝日のため閉館します」という貼り紙がしてあった。うそーん...。 インドの祝日が閉館というのは知ってて、一応事前にググッて行ったのに、 そのページには7月7日って書いてあった し...。ググッてオーガニック検索の一番上に出てくるページだったら正しいだろう、なんてのが甘かった。ちゃんと2番目以降のページには7月6日って書いてあった。 だいたい7月6日ってなんなんだよ、と思って調べてみたら、「ラマダーン・イード(イスラム教断食明け祭)」だった。おお。 断食には理解があるので、まぁ、それは分かるぜ、きっとカレー食べるんだよね 、と思ったのだけど、Wikipediaには今年は7月5日って書いてあるじゃん。「ラマダーン月の開始と終了は、長老らによる新月の確認によって行われる。雲などで新月が確認できなかった場合は1日ずれる」ってこと?なので、厳密には決まらないので、ちょっと余裕を持って6日にしてある?じゃあ7日ってなんなんだよ。州によって違う?ただのタイプミス?まぁ、よく分からないけど、今年の7月6日のインド領事館はお休みだった。ったく。  で、イスラム教の行事が国民の祝日になるんだなぁ、と思って、他の祝日を見てみたら、ヒンドゥー教の水掛け祭、ラーム誕生祭、クリシュナ生誕日、ダシャハラー、ディワリ、イスラム教のイード・ウル・ズハー、ムハラム、モハメッド生誕日、キリスト教の受難日とクリスマス、ジャイナ教のマハーヴィーラ生誕日、仏教のブッダ生誕日、シク教のグル・ナーナク生誕日、あとは独立記念日とかもあるけど、ほとんど宗教行事だ。いろんな宗教の人がいるので宗教行事は外そう、じゃなくて、いろいろ入れておこう、なんだろうか。 ところで、 日本の祝日って何なんだ、って思って見てみると 、天皇制関連の日が多い。 明治の頃は100%が宮中行事 で、戦後GHQが国家神道色を脱色した、みたいな感じな