インドの休日



思うところあってインドに行こうと思って、インドに行くにはビザがいるということで、大阪にあるインド領事館ビザセンターに書類を作って持って行ったのだけど、書類に不備・不足があって出なおすことになった。この修正の内容についてもいろいろ思うところはあるのだけど、まぁ、それはいいとして、2回目に行ったのが7月6日。クソ暑いなか大阪までわざわざ行ったのにビザセンターのドアは閉まってて「インドの祝日のため閉館します」という貼り紙がしてあった。うそーん...。

インドの祝日が閉館というのは知ってて、一応事前にググッて行ったのに、そのページには7月7日って書いてあったし...。ググッてオーガニック検索の一番上に出てくるページだったら正しいだろう、なんてのが甘かった。ちゃんと2番目以降のページには7月6日って書いてあった。

だいたい7月6日ってなんなんだよ、と思って調べてみたら、「ラマダーン・イード(イスラム教断食明け祭)」だった。おお。断食には理解があるので、まぁ、それは分かるぜ、きっとカレー食べるんだよね、と思ったのだけど、Wikipediaには今年は7月5日って書いてあるじゃん。「ラマダーン月の開始と終了は、長老らによる新月の確認によって行われる。雲などで新月が確認できなかった場合は1日ずれる」ってこと?なので、厳密には決まらないので、ちょっと余裕を持って6日にしてある?じゃあ7日ってなんなんだよ。州によって違う?ただのタイプミス?まぁ、よく分からないけど、今年の7月6日のインド領事館はお休みだった。ったく。 

で、イスラム教の行事が国民の祝日になるんだなぁ、と思って、他の祝日を見てみたら、ヒンドゥー教の水掛け祭、ラーム誕生祭、クリシュナ生誕日、ダシャハラー、ディワリ、イスラム教のイード・ウル・ズハー、ムハラム、モハメッド生誕日、キリスト教の受難日とクリスマス、ジャイナ教のマハーヴィーラ生誕日、仏教のブッダ生誕日、シク教のグル・ナーナク生誕日、あとは独立記念日とかもあるけど、ほとんど宗教行事だ。いろんな宗教の人がいるので宗教行事は外そう、じゃなくて、いろいろ入れておこう、なんだろうか。

ところで、日本の祝日って何なんだ、って思って見てみると、天皇制関連の日が多い。明治の頃は100%が宮中行事で、戦後GHQが国家神道色を脱色した、みたいな感じなのかな。へぇ。江戸時代以前はどんな感じで休んでたのかな。

じゃあ、そもそも、なんで国が休みの日を決めるのか、えらそうに。みんな休みたい時に休んで、働きたい時に働けばいいじゃん、って一瞬思ったけど、インド領事館のドアに「今日はみんな休みたいので休みます」って書いてあったら、やっぱきっとちょっと怒ってしまうと思うので、まぁ、それなりに大事なことなのかもしれない。てか、交代制で毎日開ければいいじゃんよ。ま、いい。

じゃ逆に世界中で揃えてしまったほうが便利なんじゃね?とも一瞬思ったけど、まぁ、無理っぽいなぁ。宗教行事とか偉人関係のはいろいろありすぎて決まらないだろうし、意味はないけど毎月1日は休日です、とかいわれても、まぁ、そんな物語も何もない日が普及するとも思えない。というか、誰が決めるんだ、って話だ。

てか、さっきWikipedia見てて初めて知ったけど、何だ「山の日」って。今年から始まるの?!全然知らなかった。「山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではない」って、おお、物語がなかった...。だったら2月23日の富士山の日のほうが好きだけどなぁ。外国の人に由来を聞かれた時に、

ふ(=2)じ(=2)さん(=3)で2月23日なのだけど、「2」は「に」とも「ふ」とも「じ」とも読み得るんですよ。さらに言うと、「2」は「二」とか「に」とか「ニ」って書くこともできて、で、同じに見えるけど「二」と「ニ」が実は違ってて、「二」は漢字由来の表意文字で「2」の意味だけど、「ニ」はこれを日本語の表音文字に転用したものでこれ自体に意味はない。デザインをほぼ維持してしまってるためにパッと見では区別できない、っていうか、文脈なしの単体でこれらが区別できる人はいない。さらにいうと電子媒体では「2」と「2」っていうのがあって...、

とか説明されたら、きっと、日本語やばーい、って驚いてもらえそう。

何かと「揃ってる」のは便利なのだけど、誰かが我慢しないと揃わないし、揃ってるとこから外れちゃうとつらいし、揃えようとするとどうしても多様性が減ってしまう。だけど、多様性を大事にしようと思うと、これはこれで各々が忍耐強く相手に合わせて調整し続けないといけない。生きるって大変だ。

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