スキポールのトイレのハエ
アムステルダムのスキポール空港のトイレの話。
こういう何の変哲もないトイレです。
中を見てみると何かあります。
よく見てみるとハエの絵です。かわいい。おちゃめ!と思ったら、
小便器に的があると狙いたくなる男性心理を突くコスト削減...。男子ったら...。
こういう何の変哲もないトイレです。
中を見てみると何かあります。
よく見てみるとハエの絵です。かわいい。おちゃめ!と思ったら、
トイレ関係者の間で広く知られているのが、男子用便器における“ハエ”の効用だ。ドイツ、ライプチヒの有料トイレはその清潔さで有名だという。その理由は、男子用小便器に焼き付けられた、ハエの絵にある。
このハエを見ると、ほとんどの男性がこのハエをめがけて小水をかけようとする。便器の真ん中にハエがあることで小水をそこに誘導し、飛び散りを最小限にしてトイレの清掃コストを下げるための工夫だ。
こうした工夫は、徐々に広がり、いまではオランダ・アムステルダムのスキポール空港にも採用されている。日本では関西国際空港で、男子便器にダーツの的シールを貼り、一定の成果を収めているという。便器メーカーも、パブリックスペース向けに目印のある小便器を売り出すなど、すでにこうした取り組みが一般的になりつつあるようだ。
小便器に的があると狙いたくなる男性心理を突くコスト削減...。男子ったら...。