立ち上がれプレカリアート。ミドリ安全の男女兼用超耐滑軽量作業靴で。

どうもブログの更新が滞りがちで、また1ヶ月あけてしまった。6月は何してたのかな。。。結婚式に出たり、結婚に関する来客があったり、結婚に関する本を読んだりした。ついに歯医者に通い始めた。放置されていた小さな庭スペースに手を入れた。9ヶ月分の領収書を整理した。また風邪ひいた。仕事が一段目してて充電してる感じの6月。 で、6月のエピソードの中で最もどうでもいいことだけど、靴を買った。

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ミドリ安全の男女兼用超耐滑軽量作業靴ハイグリップスーパーH700N。名前からしていい。

ミドリ。緑は、光合成の色、育成の色、調和の色、環境主義の色、多文化主義の色、反戦の色。

安全。水素除去装置もベントフィルターも免振重要棟もないけど安全です、でおなじみの安全。食の安全、環境の安全、職場の安全、国家の安全、どれも去年までは大して関心を持ってなかったけど、今はどれも興味津々。

男女兼用。フェミニストもアンチ・フェミニストもマスキュリストもアンチ・マスキュリストも、思わず見過ごしてしまう控えめで謙虚なデザイン。ほんと、冠婚葬祭からデート、ビジネス、犬の散歩にいたるまで、大抵のシーンに違和感なく溶けこむ便利な靴。

超耐滑。超がつくほど滑らない。清掃中の公衆トイレも雨後のタイルも本当に滑らない。厨房用だけあって、ラーメン屋さんのギトギトのフロアも滑らない(まだこの靴で行ったことないから知らないけど)。たぶん凍結した路面も滑らない。

軽量。軽いって大事。軽妙で軽薄で気軽で、軽蔑されることを恐れず、食事は軽食で済まして、リスクを軽視してケガをしても軽傷ですぐに軽快する、さういふ人に私はなりたい、かどうか分からないけど、重い人よりは軽い人でありたい。

作業靴。まさにプレカリアートの靴。プレカリアートというのは、
国籍・年齢・婚姻関係に制限されることなく、パートタイマー、アルバイト、フリーター、派遣労働者、契約社員、周辺的正社員、委託労働者、移住労働者、失業者、ニート等を包括する。広義では、貧困を強いられる零細自営業者や農業従事者等を含めることもある。1990年代に「グローバリズム」という名で世界を席巻した新自由主義・アメリカナイゼーションの下で、自らの不安定な「生」を強いられながらも、その競争への参加を「放棄」する人々は、上記のカテゴリーにとらわれることなくこの範疇に包摂されうる。プロレタリアートと語呂を合わせることで、新自由主義における新貧困層の現実との向き合い方を示している。precario(プレカリオ-不安定な)と Proletariato(プロレタリアート-無産階級・賃金労働者)を組み合わせたイタリアでの落書きから始まった語と言われる。


というわけで、ナイキを脱げ、ミドリ安全を履け、ということです。

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