Centers

今日はすっきり秋晴れ。明日までに終わらせたかったお仕事、終われない感じになってきましたが、「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」と背後の鏡を見ながら考えると、まあ、やりたくないのでブログ更新。



今朝は、スティーブ・ジョブズの訃報でTwitterの話題持ちきり。一番共感したツイートは、中村勇吾さんの、
いち製作者としてJobs/Appleは羨望と嫉妬の対象でしかなかったので、無意味にずっとアンチMacを貫いていた。楽しそうにMac使ってる社内のデザイナー達にも「この腰巾着めが…」とさえ思っていた。そんな中二病も卒業できずじまいで終わってしまった。(link)
でした。僕自身は製作者でもない上にうれしそうにMacを使ってる腰巾着なんですけどね。。。もう一つTwitterで目に止まった訃報が、
東電は、同原発で放射能汚染水の貯蔵タンク関連の作業をしていた50代の男性作業員が5日に体調不良を訴え、6日に死亡したと発表した。男性は8月から働いており、累積被ばく量は約2ミリシーベルト。東電は、被ばくと死因との因果関係は考えにくいが、死亡診断書で確認するとしている。作業員の死者は計3人となった。(時事通信社)
「考えにくい」って「考えたくない」とか「考えるのが辛い」の意味でしょうか。 

同じ50代男性なんですけどね。命の「かけがえのなさ」の意味について考えてしまいます。

で、竹内公太さん(?)すごいですね。この記事 (kaleido11.blog111.fc2.com) が分かりやすかったです。



ライブカメラを通してモニタの前の方々を指さした意図

観察するという方向→に←指差すという反対の方向を向けたいと思いました。言葉を「下層労働者」から「英雄」「作業員さん」に替えただけで、作業員の方々を"私たちとは違う特別な対象"にしてる点で変わらないよね、ということを指摘したいと思いました。...この行為はヴィト・アコンチの「Centers」 をインターネットと原発という状況で真似たものです。観ることと差別、差別と原発が切り離せない関係にあると考えたからです。

ヴィト・アコンチ(Vito Acconci)の「Centers」


おい、お前。おぅ、そうそう、お前お前、こんなブログ読んでる場合か、という話ですね。

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