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Showing posts from December, 2013

13****

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もう大晦日だ。まずは、例年通り、毎日の写真のスライドショー。今年はゆっくり目に3分にしたけど、もうマンネリだ。来年は何か別の方法を考えよう。 元の写真は、↓ここ。 flickr.com/photos/tamakisono/sets/72157632409324783/ さて、2013年を振り返る。 初めは、 2013年は「脱お金、脱インターネット、書道、山、写真、サウナ」の静かな一年にするつもりでスタート 。書道用の台を作ったりして。 なのだけど、 1月~3月 は、盛岡、会津若松、名古屋、東京、京都...、全然静かじゃなくなって、収入も支出もダウンロードもアップロードも激しいスタートになってしまった。あと、京都のお仕事(詳細は後日シロシベブログにて)が始まった。 4月は、長男の小学校入学だ。入学した学校は僕が卒業した学校で、勉強する教室も同じ教室、当時のクラスメートの子どもがうちの子とまたクラスメートだったりして驚いた。田舎ではこういうことが時々起こると思うけど、東京で出会った人たちを思い浮かべると、基本的に実家が別のところにあって、東京周辺の人で代々同じ土地に住む人は稀なので、あまりこういうことって起こらないと思う。今もやっぱり、北井一夫の「 フナバシストーリー 」でいうところの、田舎は「長男の世界」、都市部は「次男三男の世界」なんだなぁ、と思う。 で、どういうわけか春頃から シロシベ・リトリート構想 が一気に動き始めて、 6月に始まった 。 で、そうだ、今年の6月は近所の川でものすごい数の蛍が飛んだ。蛍の写真ってどうやって撮るんだろ…。写真では全然伝わらないのだけど、肉眼だと数十メートル離れた場所からでも見える明るさで鳥肌がたった。 で、ぼちぼち改装しようかと思ってた7月後半~8月、シロシベの仕事がめちゃくちゃ忙しくなってしまった。この時にやってた仕事、シロシベブログにアップしにくい内容も多いのだけど、書ける仕事もいっぱいあるのに、全然更新できない...。そして、リトリート全然進まず。 で、 8月6日は今年も広島平和記念公園に行った 。 あと、今年のお盆は、飯沢さん&ときたまさん&リマコナさんの来訪があった。 9月は、何だっけ...。そうだ、 教師教習だ 。 10月は、比較

巨人と壁とKindle

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上の子が字が読めるようになってきたので、サンタさんからのプレゼントという体で、AmazonのKindleを手に入れた(正確には子どもが手に入れたKindleを借りた)。 仏教寺院におけるクリスマスプレゼントとか、商業化された宗教行事、興味深い話題ではあるけれど、それはさておき、さっそく「進撃の巨人(Kindle版)」を大人買いして、子ども名義のAmazonアカウントに入れて読んでみた。おもしろい。Kindleも素晴らしい。というわけで、Kindleと進撃の巨人に関する雑感のメモ。 Kindleは、薄さや軽さ、バッテリーの持ち具合、書籍購入の簡単さ、もう完璧で、電子インクのディスプレイもすごくて、明るくても暗くてもよく見えて感動する。特に真っ暗な状態で読むと、視界に入るのはうっすら光る紙面だけ、みたいな状態になってすごくいい。あとは、電子書籍の充実と低価格化だけど、音楽がCDからネット配信に移ったような早さでは変化しないのかな、どうかな。 あと、素敵(かどうか微妙だけど)なのは、 電子書籍の読者が購入しているのは、書籍タイトルのデータ自体ではなく、その利用を認めるライセンスにすぎない。( 2012.10.25「Kindleで購入した電子書籍は、実はユーザーのものではない」Wired.jp ) というのがいい。「所有」はずっと気になってる言葉なのだけど、データを買っているのはなくて、データへのアクセス権を買う、というところがとても現代的。と思ったけど、「土地」もそうか。土地の場合は、一応は「所有権」という名前になってるけど、実際のところ地球の一部を人間が「所有」なんてできるわけはないので、アクセス権を買ってるのと同じだ。で、誰がその権利を付与するのか、というと、Kindle書籍の場合はAmazonで、土地の場合は国家、ということになるのかな。 そう考えると、手に入れた権利が大きくなればなるほど、できることが増える、自由になる部分が増える、という気がするけど、これは一面では正しいけど、逆に、その権利を与える者につぶれてもらっては困るようになるので、より深く権威のシステムの維持を願うようになって、従属していって、自由を奪われていく、ということにもなるんだろうなぁ、と思う。だから、屁理屈だとは思いつつ、気分の問題でしかないのだけど、シロシベ・リトリートの

怖い話

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ええと、真っ黒の家があったんやぁ。その中にぃ、入ってみるとぉ...「ギャッッツ!」と音がして、ドアが開いて、それで、パーちゃんとチチちゃんが入ったら、自分の家やったん(笑)。それでな、ありんこさんがなぁ、入ってくるとな、かわいいかわいい女の子がいたん。「ありこんさん、好きだわよ」と女の子が言うたん。それで、女の子はしろ…、あちゃうわ、目が赤かって、泣いてたん。それで「ガッ!」って女の子が言いました。そうすると、夢を見たんでした。その夢がすっごく怖かったです。その女の子は怪物にやられて、もう、赤い目になってしまいました。おしまい。 お兄ちゃんの「 紫の話 」もそうだけど、オーディエンスの行間を読む能力に期待しすぎ。 というか、教えても頼んでもいないのに、覚えたての言葉で空想の物語を語り出すのがとても不思議だ(なぜか怖い話が多いのも不思議)。大人になると、小説家のような一部の人は物語を紡ぐけど、日常会話に空想の物語が出てくることってあまりない。これって言葉の力のとても大きな部分を使わずに過ごしてしまっているんじゃないか、と思う。

床の下地を張った

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しばらく進んでいなかったシロシベ・リトリート。腐ってたり、シロアリがいたり、いろいろ問題があって剥がした床板をリニューアルし始めた。 そういえば、この前知ったのだけど、同志社大学の「 同志社びわこリトリートセンター 」という施設が湖西にあるのですね...。名前もコンセプトもかぶってるし、施設は断然あっちの方がいいじゃないか...。というか、違う違う、全然違う。大きな大学の施設と比べちゃいけない。ジャンルが違う。 断熱材の発泡スチロール。発泡スチロールは、好きか嫌いでいうと嫌いだったけど、それは燃やすと真っ黒な煙を出すので、きっと良くないものが入っているんだろうと思っていたから。だけど、ググってみるとただの炭化水素で、燃やしても水と二酸化炭素にしかならないそうな。「しかし常温・大気中で燃焼させると、不完全燃焼を起こし大量の煤を発生させやすい。」なるほど、燃やし方が悪かったのか。見た目で悪者と決めつけて、実はこっちの接し方が悪かった、というのはよくあることだ。なにはともあれ、加工しやすくて安価なので断熱材として採用。 これが古い床板をはがした状態。 断熱材として発泡スチロールの板を敷いて。 で、合板を張った。4畳半くらいの部屋でも1日かかるなぁ。 までも、下地はきれいに張れた。次はリビングルームの床だ。その後、内壁を真っ白の漆喰で塗りたい。そして、床のフローリング(仕上げ)だ。あと、トイレ、バス、キッチン、玄関の床、2階、、、まだまだ続く。

近況メモ

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また1ヶ月以上ブログを更新しないでいた。近況メモ。 10月29日~31日は盛岡に行ってきた。 このサイト に関するお仕事が目的で、合わせて こういう企画 もあって、他にもたまたま開催されていた某会議にも参加させてもらって楽しい訪問だった。帰りはレンタカーで東北沿岸部をドライブして帰りたいと思っていたのだけど、バタバタしてしまって新幹線で直帰してしまった。  盛岡は、仕事に誘って下さった大学の先輩がきっかけでつながりができた場所だけど、その先輩の仲間の皆さんと別の経路で知り合いだったり、その先輩の上司にあたる人が学生時代にうちの近所の止揚学園に通われていたそうで、これまた別経路で共通の知人がいたり、二重三重につながっていることを発見して驚かされる。  あとIPS勉強会だけど、 今回のゲストは、滋賀からお越しいただく、園環樹(そのたまき)さん。精神保健の調査研究の分野でご活躍されていますが、浄土真宗のお坊さんでもあります。マインドフルネスや、コンパッション(慈しみ)などのお話を、仏教の観点からも、たくさんお聞きしたいと思っています。今月は、しっとりした感じになりますかね。 そんな語るようなことなど何もない...、と思いつつ、行きの新幹線でWikipediaから仕込んだ情報を中心にベラベラとしゃべってしまった、というか、なんというか、そこで行われていることは、「話し合い法座」そのもので、お寺でもなかなかできなくなっていることが、こうして別の文脈から生まれているということに感動する。お寺にいると全然感じないのだけど、ちょっと外に出ると仏教思想についてもっと知りたいとか感じたいという声は本当にたくさんあって、もっとちゃんと勉強しなければいけないといつも思う。  リンゴが木になってるのを見たの初めてかもしれない(と言ったらいろんな人に驚かれた)。   11月2日と16日は近くのお寺の報恩講に出勤した。自坊以外のお寺の報恩講に出勤するのは初めてで緊張。うちの含めて、お寺の行事は昔に比べれば簡素化・短縮化されつつあるようだけど、それでもそれぞれのお寺に数十人が集まって、昔ながらの法要が脈々と続いていて、子供の頃は嫌いだったお寺の行事も「悪くないじゃないか」と思うようになったのはどういうわけか。 彦根市三津屋町の浜沿いの道。ほんといい場所。