白蕊庵(案)


お客さんに遊びに来てもらう、食べて飲んで泊まってもらう、これってとても楽しいことなのですが、遊びに来る人、来られる人、双方それなりに気を遣うことでもあります。「シロシベで旅館やったらいいのに」とのご意見をいただき、「気軽に遊びに来てもらう上で、旅館という看板を掲げるのも悪くないかもしれない」と思い始めています。でもあれって認可とか認可とか必要ないの?保健所とかに申請するとかしないといけないんじゃないの?と思ってちょっと調べてみました。

するとやっぱりありました。旅館業法。いろんな法律がありますね。

旅館業を経営しようとする者は、政令の定める手数料を納めて、都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区にあつては、市長又は区長。)の許可を受けなければならない。


なるほど。旅館業法では、4種類(ホテル、旅館、簡易宿所、下宿)の旅館営業許可業種というものがあるそうで、シロシベでやるとしたら民宿のようなものなので、簡易宿所ということになるのでしょうか。詳しく調べていませんが、民宿って法人格なんて必要ないんじゃないかという気もします。とはいえ、会社の定款に書く事業目的には、「将来的に行う予定の事業」を書くこともできるので、というか、許認可を必要とする事業の場合、定款の事業目的にその事業を記載して登記した上での許認可申請という順番になるそうなので、とりあえず定款に「旅館及び宿泊・飲食施設等の経営、運営」と書き足すことにします。なんだか楽しくなってまいりました。

楽しくなってくるとどういうわけか、法律の条文を調べるよりも先に宿の名前やロゴを考えたくなってしまうわけです。シロシベを漢字で書いて白蕊。「蕊(しべ)」という字の意味がよく分かりませんが、雄しべ雌しべの蕊ですし、中国に趙蕊蕊(ちょう ぬいぬい)というバレーボールの選手がいるそうで、中国人が名前に使うくらいなのできっと悪い字ではないのでしょう。というか「白蕊庵」、適当につけた名前にしてはとてもきれいな名前なんじゃないかという気がしてきました。蕊と蘂の違い、字のルーツなど、白川静の辞書などでもうちょっと調べてみたいと思います。

宿の名前としては、白蕊庵?白蕊亭?白蕊家?白蕊荘?なにがクールなんでしょうか。ロゴはやっぱり、photoshop や illustrator ではなく、筆で紙に書いて作りたいところです。やらなくてはいけないことが山ほどあります。

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