年末年始のお休みの季節ですね。とはいえ、テレビを見ない、新聞や雑誌も読まない、時々東京に行く以外は近所の山とかサウナくらいしか外出しない、みたいな生活なので、あまり実感が湧いてきません。メールとか電話でほのかにお休みモードの雰囲気が伝わってくるだけです。 Swissmiss で日本のデザイン哲学が紹介されてました 。今までなら、「へぇ」って感じでスルーする記事ですが、言葉で自覚することの大切さについて考えている最中のインチキデザイナーなので、ちゃんと読んでブログに書いてみることにしました。 禅の美学は、仏教の諸行無常の思想に由来する。 不均整 (imbalanced) 自然には完全な対称などなく、完全であることは否定され、非対称、不規則、不均一、アンバランスが用いられる。 簡素 (simple) 装飾は排除され質素。きちんとしてて、率直で、ややこしくない。 ココウ? (austere) ベーシックで(basic)、風雨にさらされた(weathered)、裸の(bear)、年月を経た(aged)、感覚的でない(unsensuous)、厳格(sternness)、禁止(forbiddance)、成熟(maturity)、重厚(weight)。 自然 (natural) 生(なま)で、自然で、はからいのない創造性。本当の naturalness は naive であることや accidentalであることとは違う。 幽玄 (subtle profound) ほのめかし、隠された意味を明らかにしない。カジュアルな目には見えない、露骨でない。 脱俗 (unworldly) 従来の慣習や制度にとらわれない。法や規則からの自由な創造。 静寂 (calm) 静かで落ち着いた幸福な孤独。こころにも体にも環境にも混乱や雑音がないこと。 日本語を英語にしたものだろうから簡単に訳せるかと思ったら、意外と全然分かんない...。で、まあ、感想を。 「日本の美学=禅の美学」なんですね。縄文土器とか、装飾たっぷりのお寺とか、禅っぽさのない美学も他にいろいろあるとは思いますが、ま、そういう風に見られてるんですね。で、不均整で質素とかっていうのはよく聞きます。で、次の「ココウ(KOKOU)」ですが、これは何でしょう...。「孤高」くらいしか思いつかないけど、ちょっと違いますよね。なんだろう。次の「Sh